ジェロントロジー(老年学)って?

カラダ 健康

ジェロントロジー(Gerontology):老年学」とは、

欧米諸国発、ひとつの学問の名称です。

言葉として、ジェロントロジー(Gerontology)は、
老人を意味するギリシャ語のgeronから派生した接頭辞geront(o)-に
「学問・研究」の接尾辞-logyがつながった言葉。

年齢を重ねることによる人間の変化や、豊かで活力ある長寿社会づくりをあらゆる世代とともに
創ることを目指して、医学、心理学、生理学などの自然科学から経済学、社会学、社会福祉学、教育学、法学などの社会科学、理工学まで、幅広い分野から研究する学問のことです。

発祥の時期としては、最近、ここ数十年かと思いきや
20世紀初頭、1900年代前半には、既に欧米先進国では、研究が開始されていました。

ただし、当初の目的は、現代とはやや異なり
なぜ人は老化するの?との老化の原因究明やどうすれば、成人病を克服できるのか?と
寿命をどこまで延ばすことができるのか?という課題を解決することから始まっています。

このころの寿命
今から約120年前、1900年の日本の平均寿命は、約44歳と言われています。
ちなみに世界全体では約31歳。 なるほど、納得できます。

時代は、進み。
ジェロントロジーも次世代の領域に入ります。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life10/03.html

先進国の国民の長寿化にある程度の成果を得た1980年代後半
1987年、老年学者のジョン・ローと社会科学者のロバート・カーンが
科学雑誌サイエンスに『サクセスフル・エイジング』」と題した短い論文が発表されました。

サクセスフル・エイジングの理念は、
『人は年をとっても、健康で自立し、社会に貢献できることが重要だ』と説いています。
これが、仕事を辞めると、心身ともに能力が低下し、
社会からも遠のいていくという、高齢と言うと、なんだかマイナス思考になりがちな
それまでの高齢者の通念が刷新されました。

併せて
この考えで重要なことは、これを実現できる条件が遺伝子によるものだけでなく、
食べ物や運動といった生活習慣や社会参加などのライフスタイルにあること。

ざっくりとですが、遺伝子によって決まる割合は、2~3割程度、
生活習慣は7~8割位だと言われています。

もって生まれて変わらないことは受け止めるしかありませんが
自分でコントロールできるところも大いにあり、自分次第です。
自分の人生 どう生きたいか在りたいかによって変われるところは積極的に変えていくこと

高齢者が支えられるばかりではなく、高齢者も若い世代も、ありとあらゆる世代が
みんなで支え合う、心豊かに安心して暮らせる、そのような社会の実現に向けて

自身も「年だから~っ」は、禁句といたします。

人は、年を重ねれば、思考や行動は、ゆっくりにはなりますが
価値までを下げることはありません。昨日より今日、今日より明日と、自分価値あげましょう。

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